ジョニー・ウィアー、偉大なるフィギュアスケートの先人へ思いを吐露

映画『氷上の王、ジョン・カリー』舞台挨拶付上映イベントに登場したジョニー・ウィアー

 プロスケーターのジョニー・ウィアーが11日、都内で行われた映画『氷上の王、ジョン・カリー』公開記念舞台挨拶に登壇。衣装デザイナーとしての顔も持つウィアーは、カラフルな衣装で姿を現すと、詰めかけたファンの声援に笑顔で答えるなどノリノリでイベントを楽しんでいた。

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 本作は、アイススケートをメジャースポーツへと押し上げ、芸術の域にまで昇華させた伝説のスケーターでありオリンピック金メダリストであるジョン・カリーの人生に迫った物語。
 
 自身も出演している作品を観たというウィアーは「ジョンはアスリートとしては素晴らしい成績を残した人でしたが、プライベートでは波乱万丈。この映画を観て、泣きたいのか笑いたいのか複雑な感情にとらわれました」と素直な感想を述べる。カリーの演技については「細かいところを見逃さない完璧主義者。表現者としてもすごかった」と評価した。
 
 またウィアーは「この世で一番大切なのは、自分の跡を残すこと。どんなトラブルがあってもクリエイティブなことを残し続けてきた人」とカリーを評価すると、司会者からは「ウィアーさんにも共通するところがあると思う」と告げられる。目を丸くして笑顔を見せたウィアーは「うれしい言葉です。ジョン・カリーのような存在があったから、私がいま氷の上で、自分らしいスケートができるのです」と語ると「自分らしく生きることが正しいか疑問に思うことも多々ありますが、私はそれを続けてきた」と胸を張った。
 
 さらにウィアーは、カリーがゲイとして好奇な目に晒され、苦しめられてきたことに触れると「私は自分がゲイであることで周りから注目されていますが、隠さずフィギュアスケートができたのは、過去に同じ経験をしてきたジョン・カリーのおかげです。私もこれまで、さまざまなセクシャリティに関する残念な質問もされてきました。その際、私は自分自身が強い人間だと思っているので、回答できましたが、そこまで強くない人もいます。そういう人に対してしっかりサポートをしていければと思っています」と自身の考えを述べていた。

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