仙狐さんが隣に住んでいたらメイド服を着せないわけにいかないでしょう? 「世話やきキツネの仙狐さん」6話

シロ様が甘やかされに来てあげたわ!

 休む間もなく働く社畜の中野と、彼を甘やかすためにやってきた仙狐さんの日々の中に飛び込んできたのは、仙狐さんの知り合いのシロでした。

 彼女はパワーワードがとても多い。傑作の1つが上記のコマにある「シロ様が甘やかされに来てあげたわ!」だと思います。一度聞いただけでは、どういう意味合いなのかさっぱりわからん。

 5話でも彼女は「シロの頭を撫でさせてあげるわ!!」と発言。今までは中野を癒やすために仙狐さんが抱擁してあげるパターンが多かったのですが、真逆です。自分を抱擁させてあげるのが、シロ。

 甘えてるだけじゃねーか! と言われたらまあそうなんですが、めちゃくちゃ幸せな顔を見せる相手って癒やし度が半端じゃない。息子や娘、あるいは家族の動物なんかを考えるとわかるはず。愛されるよりも愛したい、撫でられるよりも撫でたい。

 「人間背もたれ なでなで機能付き」というパワーワードも登場。これは仙狐さんはまずやらない。むしろ仙狐さんは「ひざまくらしてあげる方」です。

 なにげにこれすごいことです。子供が特にそうですが、信頼している相手じゃなかったら抱っこされて頭撫でられたりなんてしません。甘えているように見えると同時に「あなたのことを信頼しますよ」という表現にもなっています。

 信頼されたら、心はどんどん満たされるものです。シロは素直に喜んでくれるから、わがままを言われる側も、与える喜びが身体を駆け巡ります。

 今まで休み無く働き、家では泥のように眠っていた中野。生きる余裕がありませんでした。今、部屋には自分を優しく支えてくれる仙狐さんがおり、自分に甘えてくるシロがいる。どこからどうみても、夫婦と子供です。

 ……やばい、もし社畜がこんな状況に包まれたら、幸福の過剰摂取でそのまま成仏してしまいそう。

 シロのもう1つの魅力は、いい具合に中野のケンカ友達になってくれるところです。優しすぎる真面目な中野が、思い切り怒りをぶつけられるって、実はすごいストレス解消。仙狐さんだと勝負を譲ってしまいそうなので、シロの存在の大きさが目立ちます。

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