山P、最後のセリフがすごい! ~本・役者・演出の三拍子そろった 新ドラマ「インハンド」~

■刺激と魅力がちりばめられた初回

初回の冒頭、ジャングルの中を紐倉哲(山下智久)率いる、寄生虫研究チームが進んでいく。
そこで野生の象やサルに遭遇する。「野生の象は、気性が荒いから危険だ」というメンバーの声に耳を貸さず、象の方へずんずん進んでいく紐倉。
ところが変わり者の天才科学者・紐倉は、象に襲われるどころか、穏やかに対話をしてしまう。そして、ロボットハンドの義手を象の鼻先に滑らせ、「また会えたね」のセリフが彼の過去をほのめかす。

シンセを駆使した映画的な音楽に日常生活からかけ離れた、“アドベンチャーワールドへようこそ”と言わんばかりの魅力的なオープニング。ワクワク感と未知の物語への期待が高まる。

音楽という重要な演出を手がけたのは得田真裕。
劇伴の常連であるワンミュージックの所属アーティストで、アニメから数々のドラマ、ドキュメンタリー、スペシャル番組など、その功績は枚挙にいとまがない。
物語のテーマが“寄生虫の研究”。これまたマイナーゾーンのジャンルだが、ドラマの重要な要素となり、ストーリーに奥行きが出て興味深い。やはり刺激的だ。
しかも頻繁に出てくるミクロの世界の専門用語や医療用語。加えてイラストや図での解明もあり、とてもわかりやすいと同時に、ストーリーテリングのスパイスになっている。

感染症の疾患と症状、医療現場が実際に出てくるシーンも多く、漫画原作でありながら、極めてリアリティがあるのも魅力だ。
さらに厚生労働省と内閣官房の組織のセクショナリズムや権力闘争なども出てくる。魅力的かつ刺激的な要素が巧妙に構成され、あっという間に時間が過ぎていく。

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