金づるか、それとも日米同盟終了か? トランプが日本に突きつける地獄の2択

2/11(月) 5:50配信

「トランプの中では、日米同盟も"契約"にすぎない」と語るモーリー氏

第2次世界大戦後、共産圏に対する「民主主義の壁」として誕生した軍事同盟NATOが、トランプ米大統領の暴走で崩壊の危機に。この流れは遠からず東アジアにも到達し、米韓同盟、そして日米同盟にも深刻な影響が......!

『週刊プレイボーイ』で「挑発的ニッポン革命計画」を連載中の国際ジャーナリスト、モーリー・ロバートソンが語る。

■NATO首脳会議で爆発したトランプ
トランプ米大統領が、NATO(北大西洋条約機構)からの離脱について複数回言及していた。それも支持者向けの"ふかし"ではなく、政権の内側で――。

ホワイトハウスの内情を知る"関係者"の生々しい証言を基に、トランプが本気でNATO脱退を考えていると指摘した米ニューヨーク・タイムズ紙の長編記事が大きな波紋を呼んでいます。

特に印象的なのが、かねてアメリカの防衛費負担が大きすぎると主張していたトランプが、昨年7月、あろうことかNATO首脳会議の場で不満を爆発させてしまったシーンです。

それは、ドイツのメルケル首相のスピーチの最中のこと。トランプはイライラした様子で席を立ち、メルケルの近くまで歩み寄り、演説を中断させて「偉大な指導者だね」と皮肉を言って、部屋を後にしたというのです。

信じられないくらい無礼な話ですが、これだけ詳細に現場の状況を証言できる"関係者"とは、政権の中枢近くにいた(あるいは、今もいる)人物しかありえません。

想像の域を出ませんが、もしかすると、昨年末に辞任したマティス前国防長官か、彼に近い人物かもしれない。マティスはNATOの重要性を理解し、トランプのストッパー役を務めてきましたから。

この報道の後、トランプは「わが国は今後も100パーセント、NATOと共にある」と語っています。しかし、マティスが辞任に追い込まれた経緯などの諸状況も含めて考えると、NATO加盟諸国が防衛費負担を増やさなければ、本当に離脱するというシナリオもありえるでしょう。

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