羽生結弦・宇野昌磨・紀平梨花は衣装でさらに進化する!?~「セブンルール」伊藤聡美~

■ルール1「デザイン画の顔は本人に似せる」

伊藤が手掛けるスケーターの衣装は、今シーズンだけで40着。
その中で羽生結弦が今シーズン着用した衣装の制作現場に、取材陣は密着した。色染はスプレーでグラデーションを出し、装飾用に縫い付けるストーンは3000個以上。全て一人で作業をしている。

こうした製作の現場は、ファンを魅了したようだ。
SNS上では、絶賛の言葉があふれた。
「羽生結弦さんの衣装とか、出来上がる過程がすごい」
「こんなに拡大してみたことなかったから新鮮だった」
「凄い仕事見せていただきありがとうございます」

スケーターからの依頼は、曲と振付が決まった後に来る。
最初に作るのはデザイン画。その特徴は、「なるべく本人の顔に似せて描く」だ。誰にでも似合う衣装ではなく、その選手にしか着こなせない特別な一着を提案するためである。
「スケーターはリンクに1人で立って、自分が主役。衣装も特別なものを来たい。それに応えてあげられるようにしたい」
こう考えるからこそ、依頼主の顔を丁寧に描く。ユーザー本位の極みだ。

■ルール2「冷蔵庫にガリを切らさない」

日本人の父とタイ人の母の間に生まれた伊藤。
仕立て屋で働く母の影響で、ファッションに興味を抱いた。服飾を学ぶ高校に進学したが、ファッションはモヒカンスタイルで通した。多数派の意見に流されるのが嫌で、尖(とが)った高校生活を送った。

やがて浅田真央に心ひかれ、フィギュアスケートの衣装に携わりたいと思い始める。
22歳で大手衣装会社に就職するが、「自分が作っている」という気持ちが芽生えず、26歳で独立。そこからは、自作のデザイン画をスケートリンクに持ち込み、地道に顧客を増やしていった。

今では40着も製作しているが、デザインから装飾までほぼ一人で行っている。
それでも自分の作品を選手が最初に着て出場する試合の日は、おなかが痛いという。
「装飾落ちたらどうしようかなとか、酷評されたらどうしよう」と気になるからだという。

そんな彼女が、衣装の製作中に頻繁に食べているのがガリ。冷蔵庫から切らしたことがないという。
「すっぱい感じと体が熱くなる感じで、“やるぞ”ってなる」そうだ。
一見華やかに見えるが、その実厳しい作業であることがわかる。

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紀平梨花