JUON 「(亡くなった)母と一緒に旅をしていたような気がした」 初の全国ソロライブツアー完遂

JUON 「(亡くなった)母と一緒に旅をしていたような気がした」 初の全国ソロライブツアー完遂

2016年5月25日に『CHANGE THE GAME』をリリースしソロワークをスタートさせたJUON。2017年3月の渋谷O-WEST公演を「1音」とし、足掛け約2年に渡る全国ツアーが2018年12月25日(火)品川ステラボールで「10音」めとなるファイナルを迎えた。

クリスマス当日ということもあり “大切な日にこのライブに足を運んでくれて、大切な時間を一緒に過ごしてくれるファンのために”とエントランスにはクリスマスツリーや記念撮影用のパネルが飾られ、観客を迎える準備は万端。「今日はみんなに感謝するライブにしたいんだよね」とJUON。これまで一緒にライブを作り上げてきたバンドメンバーと息の合った“音”を鳴らしながら、最高のサウンドを作るべく開場時間ギリギリまでリハーサルが行われていた。

アルバム『CHANGE THE GAME』のリリースに始まりコンスタントに曲作りを重ね、今年10月31日にリリースした2ndアルバム『HOPE IN BLCK』をひっさげてのツアー後半戦。登場を知らせるSEが流れると会場からは「JUON!!!」とかけ声が飛び交い大きな手拍子が鳴り響く。もちろんオープニングは「このバンドのメンバーで生音で鳴らしたかった」という「HOPE IN BLACK」からスタート、イントロからフロアからは大歓声が沸き起こった。「We Gotta Go」「BLACK FIRE」とギュンギュンのギターサウンドで客席を煽り、一気に会場のボルテージが上がる。

1stアルバムから「INNOCENCE」「CHANGE THE GAME」「COLORFUL EMOTIONS」に続き、「my girl」「SMOOTH!!!」というセットリストでロックサウンドからメロウなダンスチューン、そしてファンクサウンドを自在に操り、心地いい“音”で会場を包み込むJUON。その上質な音に身を委ね、気持ち良さそうにカラダを揺らす客席。名刺代わりの代表曲となった「“あいしてる”って言えなくて」で聴かせ、「THIS IS THE START!!!」から一気に「NO ONE IS ALONE」「READY TO GO」とダンスロックナンバーで会場が再び一つになった。

アンコールで登場したJUONは「本当に感謝の気持ちでいっぱいです。応援してくださる皆さんとスタッフに支えられて、これまで見たことのない景色を見ることができました。またこれからも良い音楽を作らなきゃと思うツアーになりました」と客席に向かって深く頭を下げた。

直前に少し話をした際、「ソロワークが始まる少し前、母がお空に行ってしまいました。あれから2年が経ちましたが、このツアーは母と一緒に旅をしていたような気がしています」と話していたJUON。「これから先もこの『フレー』という曲ともに歩んでいくだろうし、自分にとって大切な曲です。みんなにこの曲を聴いてほしいから、今日はもっとみんなに近いところで歌いたいと思います」とステージを下り、客席最前列に一人立ってギター1本で「フレー」を聴かせる姿は圧巻だった。音楽、そして人と真摯に向き合う彼の姿に客席からは割れんばかりの拍手が贈られた。

ステージに戻ったJUONからこの日集まったオーディエンスにクリスマスメドレーのサプライズプレゼントが。「いつかのメリークリスマス」(B'z)、「ラストクリスマス」(Wham!)、「クリスマス・イブ」(山下達郎)、そしてジョン・レノンの「Happy Xmas (War Is Over)」で客席と一緒に歌い盛り上がり、最後は全員で「Shining Us」で一つになり“10音”を締めくくった。

演奏を終えバンドメンバーとともにオーディエンスに向けて何度も何度も「ありがとうございました!」と挨拶。JUONの感謝の気持ちが客席にも十分過ぎるほど伝わり、温かい拍手のなか満面の笑顔でステージを後にした。

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全国ソロライブツアー完遂