「ナンパアカデミー」5人目の逮捕 塾長が勧めていた女性動画撮影の実態

10/27(土) 7:00配信

塾長の渡部被告(テレビ朝日「ANN NEWS」より)

 これでもう5人目の逮捕者だ。警視庁新宿署は10月19日、準強制性交などの疑いで、女性のナンパ方法指南を看板に掲げるナンパ塾「リアルナンパアカデミー」(RNA)の塾長で会社役員の渡部泰介被告(42)を再逮捕、塾生で大阪体育大4年、西川輝寿容疑者(21)を逮捕したと発表した。塾生の数は100人を優に超えるというから、被害者の数がさらに膨らむのは確実だ。

【写真】ナンパアカデミー塾長の顔

 警視庁担当記者が解説する。

「逮捕容疑は今年の6月17日朝、大阪市内で20代の女性をナンパし、塾が契約していた大阪市内のマンションで大量の酒を飲ませた上で乱暴したというものですが、注目すべきはこの日付です。新宿署がRNAの塾生を最初に逮捕した5月より後で、塾長のもとには取材が殺到しており、捜査の手が及びつつあるのは彼らも十分、自覚していたはずなのですが……」

 RNAは最高数十万円で女性の口説き方を伝授するとうたう塾で、目玉は万人に適用可能とされる「マニュアル」。ホームページでその一部を公開したうえで、塾生にはナンパの成功回数などを記録させて体験談として公開、期待をあおって人気を集めていた。

性交までの流れを撮影するなど過激化

 さらに、女性から強姦などの被害を訴えられても言い逃れができるよう、性交までの流れを録音・録画することを勧めていたという。

「渡部自身は実際、かなり女性を口説くのが上手らしく、塾生の多くは羨望のまなざしでみていたとか。そのトーク術に徹していれば特に問題はなかったのですが、さらなる塾生確保のためなのか、強い酒を飲ませたり、性交前後の場面を撮影して合意があった証拠にしたりするなど、卑劣な手口がどんどん目立つようになり、過激化していったようです」(同前)

 新宿署が捜査に乗り出したあとも“ナンパ”を続けていた渡部容疑者の行動の背景には、こうした法律知識を踏まえたうえでの自信があったのかもしれない。

 だが、捜査関係者によれば、そんな“指南”が結果として墓穴を掘る形になったという。

「6月に実施した渡部の自宅への家宅捜索で、動画などの大量のデータを押収した。本人は和姦の証拠だと思っているのかもしれないが、それらのデータが被害女性を探し出す手がかりとなった」

 自業自得、というしかない。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2018年11月1日号

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