ムロツヨシ、“初めての経験”に直面したドラマ『大恋愛』の役作り

ドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』ムロツヨシ、インタビュー

 12日にスタートする金曜ドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』(TBS系/毎週金曜22時)で、女優の戸田恵梨香と純愛ラブストーリーを繰り広げる俳優のムロツヨシ。若年性アルツハイマー病に侵される女医の尚(戸田)と、彼女を明るく健気に支え続ける元小説家の真司(ムロ)の愛の軌跡を描く本作において、これまでさまざまな役を演じてきたムロは「初めての経験」をしたという。今回、そんなムロに自身の役作りについて聞いた。

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 「恋愛ドラマで相手が戸田さんと聞き、周りの大人たちはどうしたのかなと思いました(笑)」と率直な感想を語るムロだが、普段とは違った立ち位置での出演へのプレッシャーはと聞くと、「1シーンだけしか出演しなくても常にどの作品にもある」という。「今回はまた違ったものを求めてもらえている喜びの方が強くて、プレッシャーはやりがいとうれしさになっています」と笑顔を見せる。

 コメディもラブストーリーも、ジャンルが違えどムロの役へのアプローチの仕方は変わらない。「皆さんが僕を認知してくれたのはコメディが多いかもしれませんが、その前に殺人者や詐欺師などの役も多かった。小劇場でもドラマでも変わることはなく、台本を読んで考えてやってみて、違ったらまた違う形でやるだけです」。

 一方で、今回演じる真司は両親を知らないという役柄。幼少期に両親が離婚し、姉と共に親戚の家で育ったムロは重なる部分があり、「逆に難しいんです」とも明かす。「普段は自分とは全く違う人物を演じることが多く、それはある意味、皆が思う“ムロツヨシ”になってもいいと思ってやっていて。今回は逆にそうならないようにしてます」と、今回の役柄ならではの役作りもあるようだ。

 これまでも共演経験のある戸田とは、2015年に放送された単発ドラマ『恋愛あるある。』(フジテレビ系)以来、2度目のカップル役。戸田との共演についてムロは「演者としてお互い信頼できているので何の不安もない」と自信をのぞかせる。

 ただ一方、今回はその関係性で難しく感じている部分もあるという。「出会ったばかりのたどたどしいときの芝居は、お互い気を遣ってやっています。ぎくしゃくしている2人が少しづつ距離が縮まっていくところから描かれるので、いろいろ考えながらその感じを作らないといけない」と明かす。

 特にムロは「僕は他人のまま、(ほかの登場人物と)距離が縮まらない役が多かった」と自身のキャリアを振り返り、今回のような役柄について「連ドラでやるのは初めての経験。難しいけど、楽しいです」とやりがいを語る。なお、相手役の戸田とはクランクインの際、「違和感があったら言い合おう」と約束を交わしたという。

 本作は“ラブストーリーの名手”と称される大石静氏が「震えるような恋心を視聴者に体験してほしい」と願って書いたという意欲作。ムロは「(戸田が演じる)尚が病気になり、周りや自分のことを忘れていくかもしれないけど、真司は恐怖より『それでもいい』と思えていて。そのぶれない愛情は、僕もまだ知らないのですごいと思います」と大石氏が作るキャラクターの魅力に触れ、「(相手が自分を忘れたとしても)『この人と一緒にいよう』と思ったときの気持ちを、相手に対してどう表現できるのか。頑張りたいです」と意気込みを語った。

 「悲しい物語を連想する方もいるかもしれませんが、幸せなラブストーリーをお届けようとしていますので楽しんで観てほしい」と語るムロが、どんな純愛を体現するのか、期待しかない。(取材・文・写真:高山美穂)

 ドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』は、TBS系にて10月12日より毎週金曜22時放送(初回は15分拡大)。

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