旅人マリーシャの世界一周紀行:第201回「国境を越えてヨルダンへ! 旅人が犯してしまった”ハラーム”とは?」(週プレNEWS)

10/11(木) 15:00配信

「ウェルカムTOヨルダン!」そこそこ緊張してます(笑)!

ついに中東旅のハイライト、ヨルダンへ行く時が来た。

イスラエルからの国境越えは決して楽な道ではないが、映画『インディ・ジョーンズ』の舞台としても有名な世界遺産「ペトラ遺跡」を見に行くために、この国は外せない。

【写真】ヨルダンの街並み

444番という不吉な数字のバスに乗りこんだ私は、4時間半かけてイスラエルの南にあるエイラート国境へ向かった。

バスの車窓からは死海が一望でき、さらには西部アメリカのような岩山の間をすり抜けると、ブロッコリーのようにモサモサ生えた椰子が現れ......なんともワイルドな景色の連続だ。

国境最寄のバス停に着くと、西洋人のパックパッカーカップルと、スーツケースを転がしたカナダ人のおばちゃんも一緒に降車した。

独りきりじゃないことに心強さを感じたが、国境越えの情報については私が一番詳しく調べ上げていたので、結局私がみんなをリードすることに。

国境に観光客らしき人はほとんどおらずガラガラ。102シェケル(約3200円)の出国税を払いイスラエルを抜けると、「ウェルカムTOヨルダン」と書かれたゲートはどことなくアミューズメントパークのようだった。

そしてそこにはヨルダンの首相など偉い人たちだろうか、イスラムの民族衣装を着ている3人の男性の写真が大きく飾られている。

「あら、あれはトランプさんかしら? なんちゃって!」

ちょっと似てると思ったのだろうか、カナダ人のおばちゃんが謎のインターナショナルギャグを飛ばす中、私たちはついにヨルダンへの一歩を踏み入れた。

入国手続きでは、日本人の私だけはビザが無料で、3人は別の手続きをさせられていた。またしても日本のパスポートの強さをつくづく感じる。

空いてたこともあり国境はすんなり通過であったが、ここからヨルダンの最初の街アカバまではタクシーしか交通手段がなく厄介だ。

基準となる料金表はあるのに、値段の交渉人らしきアラブ人男が出てきて、強気でふっかけてくる。方向が一緒でも降車地が異なるなら1台ずつ使えとか、降車地が同じでも相乗りなら料金表以上の値段を払えとか......。足元見やがって!

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