虫嫌いなバンドマンとセミの一生を味わえる串揚げを食べてみた

(写真:ねとらぼ)

 体にリアルなペイントを施したり、漫画やイラストを描いたり、映像作品なども制作しているチョーヒカルです。毎月、嫌がるねとらぼ編集部のノトを引き連れて“ゲテモノ”の食レポをしていきます。

【漫画を読む】

・これまでのゲテモノデート連載一覧

チョーヒカル プロフィール

体や物にリアルなペイントをする作品で注目され日本国内だけでなく海外でも話題に。イラスト、立体、映像作品などを制作。自身初の漫画『ストレンジ・ファニー・ラブ』、イラスト本『絶滅生物図誌』が絶賛発売中。

第10回目:セミの串揚げ

 ゲテモノ連載が回数を重ねるごとに、たくさんの人がゲテモノに興味をもってくれるようになりました。今回は、ゲテモノに興味を持ってくれたロックバンド「go!go!vanillas」の長谷川プリティさんを連れてゲテモノを食べに行ってきました。

 今回は、セミの幼虫から抜けがら、成虫とセミの一生を丸ごと食べることができる串揚げを頼みました。虫は大の苦手と言っていたプリティさんですが、その香ばしい風味がやみつきになっていたようです。ゴキブリを食べたときより抵抗は少なく、サクサクとした食感でピーナッツを負わせる香ばしさで、エビのような味わいでした。

 羽や脚も気になることなく食べることができ、幼虫から成虫まで異なる味を楽しむことができます。タンパク質も多く、何かと注目されている昆虫食。見た目こそ“虫”といった印象を受けますが、一度食べてみると苦手意識が吹き飛ぶほどのおいしさとなっています。

チョーのあとがき

 ゲテモノデートの当初の方向性は、私がゲテモノが好きすぎて食べても反応が薄いため、編集のノトさんを引きずり込んでその反応の差を楽しもうというものでした。ところがどっこい、回を重ねるうちに信じられないほど成長していくノトさん。

 最初ゴキブリにギャーギャー騒いでいた面影はどこにいったのか……ニコニコ満面の笑みでコオロギを食べるまでになってしまいました。

 強くなったな……と師範代のようにうれしい気持ちになる反面、さみしさもあります。

 ということで、この度はゲテモノ初心者でロックバンド「go!go!vanillas」の長谷川プリティさんをゲテモノ沼にひきづりこみました。

 虫は流石に……と言い続け、若干食べる前に吐き気まで催していたプリティさんですが、セミを食べたらあまりに普通に美味しく、一気に克服していました。100点の反応でした。

 苦手なものを克服してしまうと、一瞬で「なんであんなに苦手だったんだろう?」という気持ちになる。そういうのがゲテモノの醍醐味だなあとしみじみ思います。自分の限界を超えちゃうという。

 またノトさんが悲鳴をあげるものを見つけないと。

ねとらぼ

【関連記事】

  • 検索してはいけない「バロット」 孵化直前のアヒルの卵を食べてみた
  • ゲテモノの認識が覆った……! “昆虫食伝道師”が愛を込めて作るコオロギラーメンを食べてきた
  • 一皿に脳2つ分! 日本では珍しい、羊の脳みそを使ったカレーを食べてみた
  • 世界一高価で希少な“猫のフン” 幻のコーヒー「コピ・ルワック」を飲んでみた
  • “犬の肉”を食べるのは残酷なのか 中国人父と一緒に食べてみた
セミ