山口もえ「いじめ持論」炎上の理由 専門家が指摘した「欠けていた視点」とは

山口もえ「いじめ持論」炎上の理由 専門家が指摘した「欠けていた視点」とは

山口もえさん(18年4月撮影)

 タレントの山口もえさん(41)の「いじめ」に関する発言が、インターネット上で議論を呼んでいる。

 山口さんは2018年8月28日放送の「ザ!世界仰天ニュース」(日テレ系)で、いじめ問題について「人生を長い意味で考えたら、辛いけどそれも一瞬」などとコメント。これにツイッターで、「何も分かってない」との否定的な反応が相次いだのだ。

 本人はすでに「言葉足らずで真意が伝わらなかった」とブログで謝罪しているが、今回の発言はどこに問題があったのか。J-CASTニュースが、いじめ相談に詳しいカウンセラーの見解を尋ねた。

■「言いたいことはとっても分かるんだけど...」

 この日の番組は「学校の闇スペシャル」と題し、実際に起きたいじめトラブルを紹介。番組の後半では、新体操の強豪校に入学した女子中学生が、部活内での陰湿ないじめに遭ったとのエピソードを再現ドラマで伝えた。

 VTR間のスタジオトークでは、出演者の実体験などを交えつつ、各々がいじめ問題について持論を展開。その中で山口さんは、自ら「1つ言ってもいいですか?」と切り出し、

  「人生が90歳までだとして、嫌なことがあるじゃないですか。例えば、(いじめが)中学3年間って思うと、90分の3年なんですよ。だから、人生を長い意味で考えたら、この時間すごく辛いけど、頑張ろうって思うんです」

との持論を展開した。これに番組MCの中居正広さんが、仮に中学生の悩みだとすれば「残り80年以上あるワケですしね」と応じると、山口さんは、

  「そうなんです。そうやって人生を見ると、辛いけどそれも一瞬かなって思います」

と訴えた。

 こうした山口さんの発言に、視聴者から反発の声が次々と寄せられた。番組の放送中から、ツイッターやネット掲示板に、

  「思春期に心に傷を負ったら人生変わることもあるんだよ」
  「いじめられている本人からしたら一瞬どころか永遠にすら感じると思う。それで自傷や自殺する人もいるのに」
  「山口もえさんが言うたった3年のいじめは、それだけで人を殺せるんだよ」

との書き込みが相次いだのだ。そのほか、「言いたいことはとっても分かるんだけど、絶対苦しんでる本人には言ってはいけないやつ」といった複雑な反応を示すユーザーの姿も目立っていた。

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