さんまも降参 ドン山根の“キャラ勝ち”?

森喜朗元首相(右)に負けないド迫力の山根会長(澤谷廣典氏提供)

 クセが強い! お笑いコンビ「千鳥」も真っ青の個性を連日見せつけているのが、日本ボクシング連盟の山根明会長(78)だ。先週はテレビの生放送にも出演し、放送事故クラスの発言を連発。天才芸人・明石家さんま(63)をして「勝てない」と言わしめた。こうなると怖いのは、数々の疑惑に対し、山根氏が“キャラ勝ち”してしまうこと。業界関係者からも「最後は会長が押し切るのでは?」といった声も聞こえてくる――。

 山根会長は元ヤクザだった――。

 5日放送のフジテレビ系「報道プライムサンデー」は、山根氏の過去を知る山口組系暴力団の元組長を直撃。山根氏の素性について「元はヤクザや。17~19歳とわしの下で6~7年間、ヤクザして」などと証言した。正式な構成員ではなかったそうだが、由々しき問題であることに変わりはない。

 だが、この衝撃スクープにネットの反応はというと…。「うん、知ってた」「何ひとつ驚かない」と冷静な声が圧倒的。それもVシネマ顔負けのあの風貌が原因だろう。

 恐ろしいのは外面だけではない。数々の不正疑惑をただされた山根氏はテレビ各局の単独取材に応じ、情報番組に生出演も。3日放送の「スッキリ」(日本テレビ系)では、冒頭で息子や孫、ひ孫ら家族に呼びかける形で「このような騒ぎになった責任は感じている」と訴えた。

 自身を批判するロンドン五輪金メダリストで現世界王者の村田諒太(32)については「生意気だ」と一蹴。終盤には実在する暴力団名を挙げ「3日以内に辞めないと山根の過去をバラすぞ!と脅迫を受けました」と暴露した。朝の生番組でいきなりヤクザの話が飛び出したのだから、番組スタッフは肝を冷やしたに違いない。

 実際、山根氏をめぐってはテレビ局でも評価が二分しているという。

「あの強烈なキャラクターは数字になる。ぜひともまた出てもらいたいが、不規則発言がいつ飛び出すか分からない怖さがある。スタッフが事前にお願いしても無駄でしょうしね。あるテレビ局では『編集の利かないナマ(番組)には出すな』ということになったようだ」(テレビ関係者)

“お笑い怪獣”のさんまも4日放送のラジオ番組で「よく『近畿地方出身で頭おかしい人ナンバーワン』に僕を選んでくれるけど、今回、山根会長に抜かれましたんで。山根会長が1位ですわ。『ここへ来て、こう言うか』って」と白旗。ちなみにさんまが他に「負けた」と感じた相手は“号泣謝罪会見”で4年前に物議を醸した野々村竜太郎元兵庫県議(52)だった。

 業界関係者は「補助金流用やグローブの不透明な独占販売、奈良判定など、さまざまな疑惑に対して、山根氏のキャラがそれらを“食って”しまう可能性がある。『元ヤクザ』と報じられても、誰も驚かなかったわけですから」と危惧する。

 お笑いコンビ「千鳥」のギャグよろしく“クセが強すぎる”せいで、疑惑の細部まで視聴者の頭に入ってこないというのだ。

 山根氏有利の状況は連盟が一般社団法人であることにも起因する。法曹関係者は「税制上の優遇がある公益社団法人と違い、一般社団法人は税金免除はないが、国からのプレッシャーは少ない。仮に一連の疑惑がクロであっても、国がそう簡単に『山根、辞めろ』とは言えないし、言ったところで何の効力もない」と指摘する。

 加えて連盟の定款を見ると、理事を解任するには、現在約80人いる正会員(連盟の役員および加盟団体の代表者)の過半数が出席した総会で過半数の賛成が必要。ボクシング関係者によると「役員連中はみんな山根氏のイエスマン。ほかの正会員も加入時に山根氏に忠誠を誓った者が多い。数の勝負で“山根帝国”を崩すのはそう簡単ではない。最後は山根会長が押し切るのではないか」という。

 山根氏は自身を告発した有志の数が333人にのぼると聞き「3000人集まろうが、10万人集まろうが関係ない。クズやアリの集まりを相手にしていない」と豪語。その言葉は決して強がりではないのかもしれない。

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