大阪で性感染症予防活動のDJ協会が警鐘

 関西の音楽業界で活躍するDJらで結成された「DJ協会」がこのほど、大阪・道頓堀で性感染症予防をPRする「第2回セーファーセックスイベント」を開催した。HIVや梅毒などの性感染症は2012年ごろから全国的に増加傾向で大阪も同様。同市健康局によると、梅毒感染者の昨年度の報告数は630人を超え、12年と比べ8・5倍。以前は感染者のほとんどが男性だったが、ここ3年ほどは若い女性患者が顕著という。

 そんな事態に、同協会は2年前に同イベントを初開催。堅苦しく深刻に訴えるのではなく、笑い・音楽・ダンスを通じて「性交渉の際にコンドームを使用すること」「性病の検査および治療」を訴えてきた。

 同協会会長のミスターキャロ氏らは「自分のことだけじゃなく、相手のことも考えてほしい。検査に行って、パートナーと愛のあるSEXをしてください」と話し、コンドームを配布。大阪市から啓発活動に対する感謝状が贈呈された。

 梅毒は放置すると症状が4段階で進行する。初期症状では感染した部位にしこりや潰瘍が出現。後期にはゴムのような腫瘍が現れ、菌が脳や神経を侵すと死に至る場合もある。抗生物質が普及したことで戦後は発症率も低かったが、なぜここにきて、しかも若い女性中心に増加したのか。市健康局は「ハッキリした原因の調査態勢がまだ整っておらず、わからない」と困惑顔だが「薬が効くので、早期発見、治療をしてほしい。無料検査の態勢も整え、ご相談にも応じます」と話す。

 感染症に詳しい医療関係者は「梅毒は過去のものと思って放置しているのもあるでしょう。今のところ、因果関係を立証したデータの公表はないが、外国人感染者からの感染が考えられる」と指摘する。確かに、インバウンド(訪日外国人旅行)の増加と梅毒増加の時期はほぼ一致している。

「国も水面下で、梅毒が外国由来か日本で過去に蔓延したものか、研究機関でDNA検査を行っているという話です。ただ、外国人感染者が風俗などで遊んだのが原因などと分かったりすれば、国際問題になりかねないから、大きな声で言えるわけないだろう」(同)

 積極的な原因究明と情報公開が望まれる。

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