桂歌丸さん告別式で林家木久扇が明かした東南アジア旅行爆笑エピソード

弔辞を述べる林家木久扇(落語芸術協会提供)

 慢性閉塞性肺疾患のため2日に81歳で亡くなった落語家の桂歌丸さん(法名・眞藝院釋歌丸=しんげいいんしゃくかがん)の告別式が、11日に横浜・妙蓮寺でしめやかに営まれ、三遊亭圓楽(68)、林家木久扇(80)、三遊亭小遊三(71)、ヨネスケ(70)、中村吉右衛門(74)、泉ピン子(70)、尾上松也(33)ら約2500人が参列した。

 この日、歌丸さんが前身番組「金曜夜席」の第1回から約50年出演した「笑点」(日本テレビ系)のメンバーを代表して、木久扇が弔辞を読んだ。6月20日に見舞ったのが最後だったといい、「紙を取ってくれと言うので渡したら、発声練習の紙だったんですよね。『パンダの食事はパンだ』って。また元気になって落語をやるんだなって思ってました」と、最後まで高座に復帰するつもりで病床でも訓練に励んでいたと明かした。

 歌丸さんとは楽しい思い出しかないという木久扇は、40年以上前に2人揃ってクイズ番組に出演して優勝し、東南アジア旅行に行ったときの爆笑エピソードを披露した。

「歌丸師匠が外国に行く最初の旅行で、タイからシンガポールに行く飛行機を待ってるときに、『ドルをどれくらい持ってきたの?』って聞いたら、お金持ちなもんだから規制に引っ掛かるくらいたくさん持ってきてて。『どうする?』ってなって、2人でトイレに駆け込んで歌丸師匠の上半身にドルをセロテープで張り付けたんです。それでトイレから出たら、もう飛行機が飛んでいっちゃったんですよね」

 普段の歌丸さんのイメージからはかけ離れた間の抜けた話で笑いを誘った。

 また、歌丸さんが会長を務めた落語芸術協会を代表して謝辞を読んだ小遊三は「協会の大黒柱でありシンボルを失うのは大変な痛手。これからどうしていいか…」と話し、偉大な先輩の死を悼んだ。

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