巨大肉塊は関東大地震の前兆!?

銚子に打ち上げられたグロブスター

“関東大地震”の予兆!? 東京湾に迷い込んだクジラの映像がニュースで流れた26日、午後5時ごろに島根県中部、広島県北部で震度4の地震があった。その2時間半後の7時46分ごろ、今度は千葉県東部の一宮町や長南町でも震度4の地震が。27日早朝にも地震があり、両町で震度3を観測した。連日のように揺れ続ける日本列島。千葉県では銚子市で先月末に、巨大な「グロブスター」が漂着して騒動になっている。全長2~3メートルほどの腐乱した巨大な肉塊で、正体は不明だ。専門家は「近いうちに大地震が起きるのでは!?」と不安な声を上げた。

 千葉県ではマグニチュード(M)4・0以上の地震が、6月に入って相次いでいる。房総半島沖で、プレート同士が地中の境界でゆっくり滑るスロースリップが起き、地震を誘発しているとみられる。

 気象庁によると、26日の地震の震源地は同県南部で、震源の深さは約30キロ。地震の規模はM4・4と推定される。27日は同県東方沖が震源地で、推定M4・2。

 まるで“地震の巣”のような千葉県で、地元住民が不気味な巨大腐乱肉塊を発見したのは5月26日前後。銚子市の君ヶ浜に漂着したものだという。強烈な腐敗臭で近寄れず、いまだにそのままだとか。

 そもそも「グロブスター」とは、海岸に漂着する何らかの巨大な生物の死骸のことで「グロテスク・ブロブ・モンスター(異様な肉や脂肪の塊の怪物)」を略した造語。その多くは腐乱しており、種が特定不可能なため「古代恐竜の生き残りの死体か?」など、UMA伝説が生まれる原因ともなっている。

 オカルトに詳しい作家の山口敏太郎氏は「これが漂着してから、周囲1キロ四方に異臭が漂い、近隣住民がパニックになったそうです。地元では『ダイオウイカか、クジラの死骸では?』といわれていますが、腐敗してもぺちゃんこになることなく、骨格が維持されていることから、クジラの肉の塊である可能性が高い」と指摘する。

 山口氏の事務所では、このグロブスターに接近しただけでなく、一部を回収した。

「事務所スタッフを現地に派遣し、肉の塊のサンプル採取に成功しました。銚子駅前のかっぱハウス2階にある山口敏太郎の妖怪博物館で冷凍保存中です」と山口氏。

 UMAではなく、単なるクジラの腐乱死骸という見方が有力だが、だとすると不吉な前兆の可能性もあると山口氏は心配している。

「千葉沖合でスロースリップが起きており、千葉県を震源とする(大きな)地震が近く起きると噂されています。海底でプレートが動くと高周波が発生し、クジラの方向感覚が狂う。方向感覚を見失ったクジラが君ヶ浜に漂着したのでは。今月18日以降、東京湾に巨大なクジラが迷い込んだという目撃が相次いでますし、近いうちに大地震が起きるのではないか」と山口氏は話している。

 巨大地震については、政府の地震調査委員会が26日、30年以内に震度6弱以上の揺れに襲われる危険性を示す「全国地震動予測地図2018年版」を公表した。

 それによると、千葉県では千葉市が85%と都道府県庁所在地では最も高かった。神奈川県沖を走る相模トラフの巨大地震や、東京周辺を直撃する首都直下地震が懸念される関東地方も高いまま。プレートが複雑に重なる南関東では大地震が多数想定され、横浜市、水戸市も80%を超えるなど強い揺れに襲われる確率も高くなっている。

 南海トラフ巨大地震が懸念される太平洋岸では静岡市が70%、長大活断層が走る四国は高知市が75%と各地で引き続き高い確率となった。沖合で新たに巨大地震が想定された北海道東部は、根室市が63%から78%となったのをはじめ大幅に上がった。先週の大阪北部地震は日本の地震リスクを改めて浮かび上がらせた。銚子のグロブスターと東京湾の迷いクジラは、関東地方を巨大地震が襲う警告なのか?

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