グループ脱退後の活動を禁止するNMB48“奴隷契約書”を入手

6/20(水) 16:00配信

センターさや姉の流出防止策? ©共同通信社

 NMB48のメンバーと当時の所属事務所である「KYORAKU吉本.ホールディングス株式会社」との間で、脱退後の芸能活動を一定期間禁じる契約が交わされていたことがわかった。6月16日(土)のネット生放送「直撃!週刊文春ライブ」が報じた。

【動画】復帰を諦める事例が続出……実際の契約書を入手

 AKB48など他の姉妹グループとは異なり、NMB48のメンバーは全員が吉本興業の関連会社に所属している。週刊文春デジタル取材班は「専属契約書」の現物を入手。そこにはこのような条項があった。

〈本契約終了日から起算して2年間は対外的な芸能活動を行ってはならず〉

「まるで“奴隷契約”ですよ! 2年間も活動を止めたら事実上の芸能界引退です。メンバーも『“フリーター製造機”だね』って自嘲していた」(元NMBメンバー)

 労働問題にくわしい都民総合法律事務所の中村剛弁護士が解説する。

「今年2月に公正取引委員会の有識者会議が報告書を公表し、タレントの事務所移籍を制限するのは独占禁止法違反にあたる可能性があると指摘しました。今後の指針を示した重要なガイドラインと言えます。昨夏に契約トラブルが報じられたタレントのローラさんの場合も2年間の活動禁止条項がありましたが、結局は今年4月に事務所と和解しています。憲法22条(職業選択の自由)に照らして拘束力を有さないという裁判例もある。NMBの契約内容も法的には同様に判断される可能性が高い」

 週刊文春の取材に吉本興業の広報担当者は次のように回答した。

「NMBの契約書には確かにその条項があります。ですが、それを盾に取って活動を制限したことはありません。今年3月に入った子たちの契約にはその条項がありませんし、相談があれば、それ以前のメンバーも2年縛りはなくしています」

“奴隷契約書”の内容や元メンバーの肉声など、詳細は6月21日(木)発売の「週刊文春」で報じる。「 週刊文春デジタル 」では「直撃!週刊文春ライブ」有料パートで放送した関連動画等を同日朝5時に公開する。

「週刊文春」編集部

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