劇団ひとり、“嫌なインタビュアー”を好きになる方法明かす

 何をやっても仕事に繋げる男・劇団ひとりは報道陣からも好かれていることが多い。そんなひとりがテレビ東京で28日に始まるドラマ『Friend-Ship Project 短期集中講座〜嫌いな人を好きになる方法〜』に主演する。ORICON NEWSでは何も調べない、質問が大味など“面倒くさいインタビュアー”になりきって失礼な質問をする特別インタビューを実施。ひとりには事前に“変わったインタビュー”ということだけ伝えた。果たして、どんな返答をして逆に好きになるのか。一方で、ひとり自身がストレスを感じずに済む方法も合わせてひも解いた。

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■以下、“嫌なインタビュアー”とひとりの一問一答

――劇団ひとりさんにとって、お笑いとは何ですか(いきなり壮大な質問をする)
ひとり:生きがいとしか言いようがないですね。16歳から、ずっとこの仕事をしていますから。むしろ、これしか知らない。人生の大切なことは、だいたいお笑いから教えてもらいましたね。

――劇団ひとりさんの夢は(再び壮大な質問)
ひとり:映画を1本、撮らせてもらったんですけど、また次回作を作りたいですね。映画に対する欲求は全く冷めてないかもしれないですね。

――その先の目標は(畳み掛けるように)
ひとり:3作目になるんじゃないですか。

――さらに先は(しつこく繰り返す)
ひとり:4作目になりますね。今のところは。

――あと、劇団ひとりの由来って何ですか(調べればわかることを聞く)
ひとり:結構、初歩的なことも聞くんですね。コントで、いろんなキャラクターを1人で演じていた。そのキャラクターが劇団員という設定。それを1人で演じるので「劇団ひとり」です

――Wikipediaで見たんですけど、今は15人ぐらいのキャラクターがいますが新しいキャラクターに挑戦したいという思いはありますか(Wikipedia情報をそのまま聞く)
ひとり:めちゃくちゃ、ちゃんと調べてくれていますね。まさかWikipediaまで見てくれるなんて…。ありがたいですね。最近は単独ライブも間が空いちゃっているので次にやるときは当然、新しいキャラクターだったりを作りたいですね。変なインタビュアーみたいのとかもいいですね。Wikipediaで調べてきたことを自慢げに言うみたいな。

――世界的に見たら、日本の芸能界ってガラパゴス化していると思うんですが(海外かぶれな自分中心の考え方を押し付ける)
ひとり:文化の違いがあると難しいから、全世界でウケたいという欲求はないですね。ガラパゴス化と言っても、実際はガラパゴス諸島って美しいですからね。そこは独自に進化したと思ってやっていきたいですね。

――例えば、ここにコップにあって、水が半分入っているとします。そこで半分も残っていると考えるのか、それとも半分しか残っていないと考えるのか。どちらの思考をとるのかは心理学的に見て(中略)。そこで、劇団ひとりさんの考え方は、どちらですか?(要領を得ない頭でっかちな質問をする)
ひとり:なるほど。確かに言われてみれば、水が半分なのに考え方によっては全然、違うんですね〜。なるほど、勉強になります。僕は今まで半分しかないと考えていたので、まだ半分もあると思える人間になりたいですね。勉強になりました。ありがとうございました。

■嫌いな人も心でバカにして好きになる「気づかれない対応をします」

 素に帰ってネタバラシすると、ひとりは苦笑いで「地獄のような時間でした…。何度、机をひっくり返そうと思ったか…」とこぼした。「ただね、嫌なインタビュアーの素質があると思いますよ(笑)。ああいう人は多いですから的を射てました」と記者を“絶賛”した。一番キツイのはコップの水の話という。「長いと持論を2、3分しゃべる人もいる。それを、こっちは黙って聞く。肝心の質問もよくわかんない人もいるんでね」と困惑しているという。“Wikipedia記者”については「何も調べてこない人もいっぱいいますよ。『Wikipediaで調べてくれたんですか』とか言いましたけど、まだ調べてくれたからいいですよ。年配の人は『お笑いのこととかわかんないけどさ、やっぱり大変なの?』とか言う人もいる。それで、いいと思ってるんでしょうね…」と大人の対応をすることも多いと明かした。

 また、取材では、こんな悩みもあるという。「カメラマンの方で、たまに『テンション上げちゃってください』って言う人がいる。言われるだけでテンションは上がるものなのか、俺はそんなにバカなのかって思いますよね(笑)。テンションを上げるのってカメラマンの仕事じゃないのかな。『あれ、面白いですよね』とかでいいんですよ。『嘘でもいいから笑ってください』なら仕事なんで、いくらでもやるんですけどね。それがちょっと苦手かもしれないですね」。

 嫌なインタビュアーの対処法については「嫌いでも気づかれない対応をします。リアクションして持ち上げて、超バカにしてるんです。直接、バカにできないんですけど、そうやってますね」と豪快に笑った。こっそりバカにしていくうちに、どんどん面白さを見つけて好きになるという。

 一方で、バカにしつつも真摯(しんし)に受け答えをすることの重要性は、こう説く。「面倒くさそうに答えて、悪い印象を持たれると今後、何書かれるかわからない。もし、自分が何かをしてしまったときに『劇団ひとりって嫌なヤツだったもんな』と『劇団ひとりはちゃんと対応してくれる人』で文章の悪意が変わってくる。なので、嫌だなと思っても僕は対応しますよ」とサラッと言い切っていた。ひとり流で嫌いな人でも“バカにできる”部分を見つけて心で笑えば、きっと好きになれるに違いない。

 『短期集中講座〜嫌いな人を好きになる方法〜』は劇団ひとりが嫌われる人間を集めた「ウザすぎ人間博物館」の館長に扮して“嫌い”を“好き”に変化させる秘訣を解説する“人生応援番組”。28日から3月20日まで月、火、水、木曜日の深夜1時半から2分30秒のドラマ12話が放送され、12話を見るとさらに楽しめる30分のドラマが3月21日の午前9時11分から放送される。ひとりは「ちょっとほかでは見たことのない変わった番組ですね。すごく丁寧に作っている。いち視聴者としても見てみたい番組ですね」と魅力を語っていた。 </span>

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