野性爆弾、ロケのうまさで仕事激増 子ども人気も獲得し「世も末ですよ(笑)」

 今や破天荒芸人の代表となっているお笑いコンビ・野性爆弾。そんな2人の魅力が存分に出ているのがAmazonプライムビデオの『野性爆弾のザ・ワールド チャネリング』だ。2週分のロケを200メートルで終わらせる、バーベキューをする企画でバーベキュー場にたどり着かないなど、らしさを爆発させている。一方で中尾彬、池波志乃夫妻を相手にロケし、最後はプレゼントをもらうなど器用な立ち回りを見せて仕事を増やしている。そんな2人の“笑い”の真髄に迫った。

【写真】くっきー作「雨上がり決死隊の激似(?)物まね写真」

■ロケで才能爆発「人とちゃんと絡めるんだと分かってもらえた」

 昨年7月から始まった『ワールド チャネリング』は、現在シーズン1 1/2(全4話)が順次公開。同番組は野爆のセンスが爆発し、ダウンタウンの松本人志や東野幸治ら芸人からも高評価を得ている。くっきーは「評価されたなと思いましたね。今をときめくとろサーモンとか千鳥から『面白いっすね』と言われます。先輩はあまり言ってきません。嫉妬なんでしょうね。悔しいから言ってこないんちゃいます」と豪快に笑う。一方のロッシーは「後輩から楽しいですねと言われます。先輩から『呼んでや』とも言われますね」とロケ中も芸人として満喫していることを明かした。

 番組はロケクイズバラエティーという形式。そのロケが破天荒だ。第1回では「邪人先生のアイドル開運ツアー」と称して、何でもない場所をパワースポットとして紹介。流れでくっきーが矢口真里の口の中に手を入れる驚きのシーンも。そしてシーズン1 1/2の第1回では、逆にアップアップガールズ(仮)の古川小夏を手を丸呑みするなど大暴れ。改めて振り返ったくっきーは「だいぶ濃かったですね。人を飲もうとしてましたもん(笑)。(矢口、古川の所属する)アップフロントさんの器はでかいですね」と苦笑い。ロッシーも「事務所の方は、普通は後ろの方でしかめっ面するのにニコニコしてました。事務所が笑っていると見ててホッとしますね」と同事務所の対応に驚いていた。

 ロケはむちゃくちゃなだけではない。第3回、4回では中尾彬、池波志乃夫妻と銀座で街ロケ。中尾を怒らせるどころか絵を贈ったところ、逆に額をプレゼントされて今も収録される部屋に飾っている。くっきーは「むちゃくちゃしてるけど、人とちゃんと絡めてロケができるんだと分かってもらえた。ホンマに『ワールドチャネリング』はめちゃめちゃデカい」と同番組効果で仕事が増えたことを明かした。

■疑惑の初冠番組 悪びれず「詐欺はしてます」ときっぱり

 また、同番組を“初冠”としているが疑惑も。過去にスカパー!などで放送されていたヨシモトファンタンゴTVで『野爆テレビ』を持っていた。これにくっきーは「間違いではあります。でも、まぁ初冠って聞こえがいいじゃないですか(笑)。前に20周年のイベントもやりましたけど実は21周年やったり。詐欺はしてます。でも、そういう時代ですやん(笑)。5年経ったら、リセットしてゼロになることにしときましょう。もし、これ終わって5年経てば初冠って言いますよ(笑)」と悪びれる様子もなくきっぱり。ロッシーもツッコまず「なかなか自由ですね」と肯定し、らしさを見せた。

 ロッシーの存在も不思議だ。進行は矢口や倉持由香に渡してしまうなど役割不明。ただ、ロッシー抜きには番組は成立しないという状況になることが多く、くっきーは「スヌーピーで言うところの黄色いちっちゃい鳥ですね。おることによって華やかさが出るというか」と表現していた。

■超ド級の賛否から子どもにも人気に「世も末ですよ(笑)」

 養成所のNSC時代から、周囲の芸人からは才能を買われていた。くっきーは「同期からは『なんやねん、お前ら』って言われてきましたね。でも、こっちからしたら『お前ら、なんやねん』って感覚でした。こっちは真面目にやってたんでね」と懐かしむ。ただ、ザリガニをペットとして連れてくるというネタなどをして、好き嫌いがはっきり別れた。「超ド級の賛否ですね」とくっきーも当時を回想する。

 規制のある地上波では持ち味を存分に発揮できなかったという。くっきーは「矯正されてましたね。テレビとかで『これ、すんな』と言われてた。できへんくて、すんなってことをやってしまう。だから、恐ろしいぐらいテレビの仕事がなかった」と述懐する。ただ、野爆は無茶はするが過度な下ネタはしない。一見、無謀に見えるがロケの大事な部分はしっかりこなすところが評価され、最近では引っ張りだこな存在へと昇華した。「(規制が)緩くなったんですかね。厳しい反面、どこか緩くなって自分らは出られるようになった。緩くなった枠にヌルっと入れたのかな」と苦笑いした。そして今では子ども達からも愛される芸人に。「最近は子どもファンも増えてきた。絵をもらったりしましたね。世も末ですよ(笑)」。

 NSC当初はダウンタウンを目指していたが、方針転換。その路線を走り続けて今に至る。今後の目標を問うと「ダウンタウンさんって人と違うことをやっていた。だから好きって気づいた。ダウンタウンさんになろうと思ったらダウンタウンさんがやらへんことをしないといけない。そう思ってます。ダウンタウンさんになるために別の道に進みます」とキメ顔できっぱり。ただ、直後に「ある人が言ってたのを流用してるんですけどね(笑)」と笑み。ロッシーも「『ワールドチャネリング』は長いこと続けたいですね。お家に回線がつながる限りはやりつづけたい」とらしくコメントした。

 シーズン1 1/2は4話のみ。評価されればシーズン2への機運も高まる。くっきーは「最後は僕が超能力に目覚めます。その流れは、めちゃめちゃ面白いんで絶対に見てほしいですね」と見どころをアピール。自身の存在感をさらに高めたライフワーク番組のシーズン2に向け、視界は良好だ。 </span>

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