“激モテ指南ドラマ”はすべての人付き合いに役立つ 滝藤賢一&堀井新太インタビュー

 テレビ朝日系で年の瀬変愛ドラマ 第二夜として放送される『ぼくは愛を証明しようと思う。』(28日 深0:20※一部地域を除く)。同ドラマは、どうやって女性を口説いてものにするのかを体系化したメソッド「恋愛工学」を提唱する藤沢数希氏の同名小説(幻冬舎)を原作とする“激モテ指南ドラマ”。「恋愛工学」の達人に滝藤賢一が扮し、堀井新太演じる非モテ男子をモテ男に変える“実験”がはじまる。ドラマを見ながら小説に登場する数々の恋愛テクノロジーも学べる趣向。でも、小説やドラマのように、うまくいくものかしら? 懐疑的な記者に滝藤が言った。「恋愛だけじゃなくいろんな人付き合いに置き換えて使えるメソッドがいっぱいあると思いますよ」。

【動画】恋愛工学“激モテ”テクニックを紹介

 「置き換えて使える…たしかに、インタビューに役立ちそうなメソッドがありました」と、とっさに返した。この時、無意識に「置き換えて使える」と滝藤と同じ言葉を繰り返していたのが、「恋愛工学」によれば、これは「バックトラック」というもので、相手の言葉をオウム返しすることで、ちゃんと話を聞いていると思わせる効果があるという。

 劇中で、相手が「イエス」と答えるような質問を続けてする「イエスセット」というメソッドを紹介するシーンがあることも思い出した。人は何度もイエスと言い続けると、無意識のうちに相手を信頼するという。インタビューする時には、このイエスセットで質問してみようと思ったのだが、今回、滝藤と堀井の2人への取材に与えられた時間は20分。「イエスセット」はあきらめて、ドラマに関する質問をはじめた。

――滝藤さんと堀井さんは今回が初共演ということですが、お互いの印象は?

【滝藤】プロフィール写真を見た時も思ったけど、実際に会ってみて、本当にいい男だな、と思いました。配役、逆にした方がいいんじゃない?(笑) 中年の冴えないオヤジがハンサムな彼に恋愛指南してもらうほうが説得力あるんじゃないかな(笑)。

【堀井】滝藤さんは、ずっとご一緒したかった役者さんの一人で、今回、2人でがっつりお芝居ができるのを楽しみにしていました。実は、『ドクターY〜外科医・加地秀樹〜』(第2弾)で、滝藤さん演じる北野先生とテレビ電話をしている加地先生(勝村政信)の横に僕もいて、一緒に画面を見ていたんですよ。そういうのって、共演とは言わないですよね。だから今回が、晴れて滝藤さんと初共演です。

――本作の“激モテ指南”を男性としてどう思いますか?

【滝藤】これで本当に女性が落ちるのかな?と思いました(笑)。僕はもう結婚していて子どももいるので、恋愛では使うことはありませんが、恋愛だけじゃなく、初対面の方とか、いろんな人付き合いに置き換えて使えるメソッドがいっぱいあると思いました。堀井くんは実践していると思うけど(笑)。

【堀井】いやいや、僕、学生時代は女子に全然、相手にされなかったんです。あまりしゃべらないほうがいいとか言われて(笑)。バレンタインのチョコももらえなかったこともあって(笑)。(滝藤が演じる)永沢が言う、ステップ1、ステップ2、ステップ3といった、手引きをしてもらえた方が、勇気を出せるのかな、と思いました。本当に成功するのか、どうか、試してはみたいですよね。

――ところで、2017年ももうすぐ終わり、2018年がはじまります。新年に目標を立てるタイプですか?

【堀井】立てます。漢字一文字を考えています。今年は「人」でした。去年の年末に初主演ドラマ(今年4月期にTBSで放送された『3人のパパ』)が決まって、それまで脇から主演の方を見ていて、共演者やスタッフを大事にする人が多いなと思っていたので、人を大事にしようと思い、「人」にしたんです。

 来年はもう、決まっていて。「大」。一本増えました(笑)。大河ドラマ(『西郷どん』)の放送もはじまりますし、26歳になるので、きちんとした「大人(おとな)」になろう、という心がけも込めて。

【滝藤】お! 素晴らしい! 僕は今年「厄年」でとても多くの「役」に恵まれたので、今年は「役」でした。来年もオファーをいただいたら、スケジュールが許す限り全部引き受ける意気込みでやっていきたいです。なので、来年の一文字は「受」。主役は「受け」の芝居ともかかっております。つまり、主役がやりたいということです。

――最後に、ドラマの見どころ、視聴者へのメッセージをお願いします。

【滝藤】恋愛はもちろん、人と接するのが苦手な方にもオススメのドラマです。また違った自分と出会う1つの手段として参考にしていただけたらうれしいです。この作品を見て、素敵な出会いをして、2018年をハッピーな一年にしてください!

【堀井】ちょっと試してみようかな、と思うことがあったら、やってみてほしいです。失敗してもドラマのようにはいかないか、って思えばいいし、もしうまくいったら自信がつくと思うんです。自信がつけば、そこからさらに変われると思う。猫背だった人が、胸張って歩くと、いままで見えなかった景色が見えてくるようなイメージ。恋愛だけでなく人生観が変わる作品にもなりえると僕は思っています。ぜひたくさんの方にご覧いただきたいです。

 取材時間が20分しかなかったが、これ「タイムリミットメソッド」だったかも。適度なタイムプレッシャーは、時間が貴重に思える、しつこくまとわりつく心配をなくして警戒心を解く、シンデレラのように「もっと一緒にいたい」という欲望を刺激する、といった効果があるらしい。今回、二人からは、限られた時間の中で精一杯、ドラマの見どころを伝えようとする心意気がひしひしと伝わってきた。

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