『2017 ブレイク俳優ランキング』1位は竹内涼真 上期首位の高橋一生を抜く

 いよいよ12月に入り、この1年を振り返る時期となった。今年も数々の名作ドラマや映画が人々の心に潤いをもたらしてくれたが、ORICON NEWSでは先日の女優部門に続き『2017 ブレイク俳優ランキング』を発表。首位に輝いたのは、人気ドラマに次々と出演して、瑞々しい演技を残した【竹内涼真】だった。

【ランキング表】2017“ブレイク俳優”TOP10 ※ユーザーの声も掲載

■朝ドラで“島谷ロス”が発生!『カホコ』のツンデレ役では“国民の彼氏”に

 いつしかファンの間では “国民の彼氏”と呼ばれ、10〜30代に圧倒的な人気で1位を飾った【竹内涼真】。5歳からサッカーを始め、高校時代には東京ヴェルディユースに所属し、サッカー推薦で大学に進学するが、足首のケガでアスリートの道を断念。2013年、女性ファッション誌『mina』初の男性専属モデルオーディション「minaカレグランプリ」でグランプリを獲得して芸能界入り。2014年10月から『仮面ライダードライブ』(テレビ朝日系)で警察官の主人公・泊進ノ介役を熱演した。

 今年になって出演した3本のドラマで一躍、人気俳優としての地位を不動のものにした竹内。NHK連続テレビ小説『ひよっこ』では、大企業の御曹司・島谷純一郎役を演じた。主人公の谷田部みね子(有村架純)との、恋と家業の狭間で葛藤する役柄で、さらに知名度が上昇。結果みね子と別れ、物語からは姿を消した際には、“島谷ロス”がネットでささやかれた。

 続いて、7月期のドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)でも、画家を目指す苦労人の美大生・麦野初役を好演。女優・高畑充希演じる主人公の両親らの過保護ぶりをズバズバと指摘しながらも次第に仲を深めていく“ツンデレ”ぶりに、SNSなどで世の女性たちから大反響を巻き起こした。さらに現在放送中のドラマ『陸王』(TBS系)では、物語のキーマンとなる陸上選手・茂木裕人を演じ、サッカー経験を活かした美しい走りも見せている。サッカーをケガで断念せざるをえなかった経験も、その際に感じた苦悩や葛藤を見事に演技に昇華させて、的確に感情表現を行っている。

 人気の理由は、実直さと強い意志を感じさせるまっすぐな瞳と、人懐っこい笑顔。それに185cmの高身長とサッカーで鍛えた美しい筋肉を持ち、その肉体美は7月の発売の2nd写真集『1mm』(集英社刊)でもいかんなく披露。6.2万部を売り上げ、「第10回オリコン年間“本”ランキング2017」の写真集部門では6位にランクインし、男性ソロ写真集では1位を記録。

 主な支持理由としては「今女子人気をほしいままにしているのは彼だと思う」(千葉県/10代/女性)、「役柄の振り幅が大きくて、これからもっと成長しそうで楽しみだから」(愛知県/40代/女性)、「芸術家、スポーツマン、昭和の学生とどんな役も上手にこなす。爽やかでいやみがない」(東京都/50代/女性)など幅広い層の女性から支持。男性からも「『陸王』とか『過保護のカホコ』の活躍から大ファンになったから」(宮崎県/20代/男性)、「『ひよっこ』で印象深い好青年でブレイクした感がある。さわやかで出演作にことかかない」(福岡県/40代/男性)など注目されている。「CMでいっぱい見たから」(鳥取県/10代/女性)の声も多く、人気俳優の登竜門である日本メナード化粧品 「薬用ビューネ」、さらに、SoftBankの「白戸家」シリーズに新加入し「残酷な天使のテーゼ」を歌い上げるなど、まさに八面六臂の活躍となった。

■『カルテット』での好演、『おんな城主 直虎』では異例の“追悼アルバム”発売! 低音ボイスも大人気

 2位となったのは、上半期の同ランキングでは1位だった【高橋一生】。1月期放送のドラマ『カルテット』(TBS系)ではヴィオラ奏者の家森諭高役を好演。松たか子、満島ひかり、松田龍平と演技派4人が演技で見事なアンサンブルを奏で、長年積み上げてきた俳優としての実力を一気に開花させた。NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』では、運命に翻弄され、壮絶な最期を遂げた小野但馬守政次を熱演。異例の追悼CDアルバム『鶴のうた』が発売されると、9/7付オリコンデイリーアルバムランキングでは1位を獲得した。

 現在はドラマ『民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜』(フジテレビ系)、NHK連続テレビ小説『わろてんか』に出演し、いずれもヒロインを密かに見守る役柄を演じている。演技を中心にしつつ、ブレイクの影響から多方面で活躍しており、女性誌『an・an』で2回表紙を飾り、「官能の流儀。」特集では、裸の女性の胸に顔を埋める表紙で一大センセーションを巻き起こした。また『第30回 日本 メガネ ベストドレッサー賞』「芸能人部門・男性」、『Pen クリエイター・アワード2017』、『Yahoo!検索大賞2017』「俳優部門賞」など数々の賞を受賞した。

 そんな高橋の人気の理由は“笑いジワ”のできる笑顔や、低音ながら誠実さが伝わる声。その美声を活かして、音楽配信サービス「dヒッツ」のテレビCM『娘の帰り』篇では、Mr.Childrenの「抱きしめたい」をアカペラで披露して話題に。アンケートでは、「大河ドラマの追悼CDが出るなど、社会現象的な人気だと思う」(福井県/50代/男性)、「ずっと前から好きでしたが最近は本当によくテレビに出ているので」(愛知県/40代/女性)と40代、50代からの投票では同ランキング1位だった。若い世代からも「カルテットで完璧に落ちました!魅力は全てなんですが、強いて言うならお芝居、笑顔、声、性格などですね!今年はこの人の年だった!!きっとこれからも」(神奈川県/10代/女性)など笑顔と声を支持する声があった。

 現在、高橋は37歳だが、10歳で映画『ほしをつぐもの』でデビュー。アニメ映画『耳をすませば』で天沢聖司の声を演じるなど27年のキャリアを誇っており、「高橋さんは昔から見ているので失礼かもしれませんがこれからも伸びていって欲しい俳優さんだと思っています」(京都府/50代/女性)とさらに活躍のフィールドを期待する声も。2018年には、1月20日公開映画『嘘を愛する女』、さらに2月3日公開の主演映画『blank13』などを控えており、来年の活躍にも注目だ。

■『ジョジョ』、『斉木楠雄のΨ難』では “2.5次元王子”に 『陸王』では新機軸を見せる!

 3位には“二次元作品”の映画版主演ラッシュの1年を過ごした【山崎賢人】がランクイン。映画『一週間フレンズ。』では、一週間で記憶を無くしてしまうヒロインを一途に思う高校生役で、新たな一面を披露。また『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』ではリーゼントヘアの東方仗助、『斉木楠雄のΨ難』では髪がピンク色の斉木楠雄と『週刊ジャンプ』作品の主人公になりきった。『氷菓』では、高い推理力を持つ高校生を熱演。一部では“2.5次元王子”とも呼ばれ、どんな役にも巧みに演じ分けるカメレオン俳優ぶりが人気の秘訣となっている。これまで恋愛モノ映画で見せてきた“王子様キャラ”だけではない、さらなる“演技幅”を披露。ドラマ『陸王』(TBS系)では、父親に反発しながらも、就職活動を辞めて家業を手伝う宮沢大地を懸命に演じ、一皮むけた姿を披露。2018年には1月期にホスト役の『トドメの接吻』(日本テレビ系)、調律師役の映画『羊と鋼の森』も控えており、社会人役をこなすオトナ俳優への変貌しようとしている。

 主な支持理由としては「主役映画の数が、圧倒的に多い気がするから」(東京都/20代/男性)、「いろんな映画、CM、ドラマで見る機会があったし、『VS嵐』への出演回数も俳優さんの中で、異常に多かった気がする」(岡山県/10代/女性)と多数の作品に出演し、番宣でバラエティ番組に出演した姿が印象に残ったという声も。「今年というかもっと前に飛躍したイメージですけど『陸王』とてもいいです。なにより安定の人気。そして、かっこいいだけじゃない魅力的な人です」(福島県/20代/女性)など、『陸王』で見せた新たな一面を支持する声もあった。

■個性的な役に果敢に挑んだ俳優たちが続々ランクイン!

 そのほか上位ランキングを振り返ると、5位の【賀来賢人】は昨年、女優の榮倉奈々と結婚し、今年は一児の父となった。1月期のドラマ『スーパーサラリーマン左江内氏』(日本テレビ系)では“奇行キャラ”の池杉役で注目を集めた。そのほか複数のドラマ、舞台、映画で、コメディから、シリアスな役までこなし「思いがけないような役や、個性的な役を型にとらわれずに演じていてとても見応えがあり面白かったから」(千葉県/10代/女性)の声があった。

 7位の【成田凌】は、ドラマ『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系)でイケメン美容師を、ドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season』(同局系)では、メガネの研修医とまったく異なる役柄に挑戦。「コードブルー見てあんなに地味な役もこなしていたから」(埼玉県/20代/女性)の意見があった。

 上半期は20年以上のキャリアを誇る高橋が注目を集めたが、年間では『過保護のカホコ』で一躍“国民の彼氏”となった竹内が大躍進を遂げた。サッカーで挫折を味わいながら、それを見事に演技力に昇華した姿は男性にも共感される要素となっているはず。過去の人生経験を表現力に昇華させて、飛躍を遂げた。その他にも多くの若手俳優がしのぎを削り才能を開花させようとしており、来年も気鋭の俳優たちが多くの名作を残してくれそうだ。

【2017年ブレイク俳優ランキングTOP10】
1位 竹内涼真
2位 高橋一生
3位 山崎賢人
4位 坂口健太郎
5位 賀来賢人
6位 工藤阿須加
7位 成田凌
8位 間宮祥太朗
9位 千葉雄大
10位 野村周平

【調査概要】
調査時期:2017年11月28日(火)〜12月4日(月)
調査対象:計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ </span>

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