『ドクターX』の“3タカシ”は実は仲良し!陣内孝則は遠藤憲一の面白さに嫉妬!?

最新シリーズも初回平均視聴率20.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という高視聴率をたたき出し、“失敗しない”ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」(毎週木曜夜9.00-9.54テレビ朝日系)。フリーランスの天才外科医・大門未知子(米倉涼子)の活躍ぶりを心待ちにしていた視聴者の多さを見せつけている同ドラマに、新たなキャストが登場していることも話題だ。

【写真を見る】米倉とは8年ぶりの共演となる陣内だが、ヒットシリーズの出演には怖さもあった!?/(C)テレビ朝日

「東帝大学病院」の外科副部長の一人、猪又孝を演じているのは陣内孝則。声も態度も大きく、「医者至上主義」が染み付いた男で、海老名敬(遠藤憲一)、鳥井高(段田安則)、猪又という3人の副部長の中ではもっとも狡猾で、大門未知子を目の敵にしている役どころとなっている。

そんな陣内に、出演が決まったときの心境や、番組の魅力などについて話を聞いた。

■ 陣内孝則演じる外科副部長・猪又孝は実はポンコツ!?

――先ほど、陣内さんが活躍している10月26日(木)放送の第3話を一足早くご覧になったそうですが、いかがでしたか?

すごい面白かった! 自分抜きにしても、おもしろく作ってあって、フォーマットが出来上がってますよね。ドラマの世界に入りこんじゃうなぁ、自画自賛してるみたいで嫌だけど(笑)。

ただ、いろいろ笑いを誘う遊びをいくつか入れていたんだけど、全部バッサリ切ってあった!(笑) 尺が長かったのか、芸風が合わなかったのかな…(笑)。

(監督の)松田(秀知)さんは、月9の「君の瞳をタイホする!」(1988年、フジ系)の頃からの付き合いだから、理解があるんだけれど、チーフ監督の田村(直己)さんは、作品の世界観をより大事にする人だから、シビアですね!(笑)

――陣内さんが演じる猪又孝はどんな医者ですか?

衣装合わせのときに、監督に「この医者は優秀なの?」って聞いたら、「すごく優秀なんです。手術もうまいし、大門未知子よりちょっと落ちるくらいの有能な医者です!」て言われていたんですね。でも、6話まで台本読んでみたら…、自分に酔うタイプでしたし…。あとはドラマで確認してみてください!

■ 撮影現場では“3タカシ”でよく話しています!

――そもそも、「ドクターX―」への出演が決まった時の心境はいかがでしたか?

正直なところ、ちょっと怖いなと思いましたね。これだけのヒット作で、4シリーズもやってきている現場に新しく入っていくのは、やはり難しいんじゃないのかなって。スタートから一緒に参加していれば、最初からドラマを一緒に作り上げていけるけど、今回は5シーズン目でしょ? 視聴者の方も違和感があるかもしれないし、僕も最初の頃は少し違和感がありました。

通常、初めての作品ではどこか遊んでみたり、少しオーバーにやってみたりと、いろいろ手を変え品を変え、いつもトライしてみるんですけれど。それもどうなのかな?と思いました。出来上がっているドラマの世界観を崩すのはダメなんだなと、反省点もあります。

――ではその違和感は現在はいかがですか?

今はすごく居心地よくやらせてもらってます! スタッフやキャストも含めて、昔から知っている方たちばかりだし。憲ちゃん(遠藤憲一)とは、初めての同じ現場だけど、面白い人だよね(笑)。

――ちなみに、よく現場で話すのはどなたですか?

結局、若手の俳優さんたちと“3タカシ”! やっぱり同世代だから、共通の話題になっちゃうことが多いかな。趣味の話をしたり、「競馬行こうぜ!」って話したりしてます。

――現場では“3タカシ”は仲良しなんですね。“3タカシ”の魅力も教えてください。

お間抜けなところも僕ら“3タカシ”は持ってないとお客さんが喜んでくれないと思っていて。段田さんには段田さんの味があって、憲ちゃんには憲ちゃんの独特な味わいがあって。でも、あの男は卑怯だよね!(笑) あんな強面なのに、時折お預けをされている犬のような目をする。あれ、絶対面白いもん。さすがです!

■ 米倉さんはますます美しくなってきて、芝居もつややかになって、本当にすてき

――あらためて、主演の米倉涼子さんの印象を教えてください。

「交渉人〜THE NEGOTIATOR〜」(2008年ほか、テレビ朝日系)以来、8年振りの共演なんですが、そのときとは違っていますね。彼女は舞台「CHICAGO」でロキシーを演じて、ブロードウェイでもやってきてますよね。

そして、この「ドクターX-」のヒットを重ねてきた自信みたいなものがあると思います。やはり、俳優は自信と経験が大事だと思うんですよ。そういった意味では、ふた回りくらい大きくなってるなっていう印象です。年を重ねるごとにますます美しくなってきているし、芝居もつややかになっているので、本当にすてきだなって思いますね。

――出演してみて感じた、「ドクターX―」の魅力は何ですか?

この番組がすごいなって思うところ…西部劇なんだよね! 音楽もそうだけど、医療ドラマと西部劇を合わせた映画「荒野の用心棒」(1964年、イタリア)みたいなもので、クリント・イーストウッドやジュリアーノ・ジェンマのように、突然街にやってきて、颯爽と去っていく…みたいなシーンで始まる西部劇のスタイルは踏襲していて。本当にテレビ朝日はうまいよね、そういうの。「必殺」シリーズもそうだったし、そういった意味でもこういう組み合わせは面白いと思う。

それに、ドラマが社会の縮図だったりするんだよね。「こういうタイプの人いるいる!」、「自分の会社にもこういう上司いる!」、「この大名行列あるある!」というように、見つけられると思います。そういうふうにいろんなことを取り込んでいて、そこも「ドクターX―」の魅力のひとつだと思います。

――もしご自分が病気になってしまったら、大門未知子先生にお願いしたいですか?

お願いしたいです! 大病したときはぜひ、やっていただけるものなら!

実は、名医として雑誌などで紹介されているお医者さんと友達なんですが、実際は一匹おおかみの名医なんて存在しないそうです。つまり、医者というのはチームでやるものだから、チームが出来上がっていないと名医とは言えないんじゃないかということでした。

ただ、その友達は「『ドクターX―』が大好きだ!」って言ってました。実際はありえないけど、この番組は大好きでいつもご夫婦でご覧になっているみたいです。全くありえないわけじゃないですからね、フリーランスの外科医とか麻酔科医って。そこにスーパースターがいてもおかしくないですよね。

■ カール・ラガーフェルドがかっこいい

――大門未知子の決めぜりふは「私、失敗しないので」ですが、陣内さんの「失敗しない」ことは?

猪又はキレキャラなので、3話で「私、キレませんので」と決めぜりふを言ってみたんですね。監督にも使ってくださいって、何度か言ってみたんですけど、全部バッサリ(編集で)切られちゃいました(笑)。「キレませんので」って言った僕が(笑)。

――今回の役どころでは、きれいな白髪を見せていただいてますが、それは地毛でしょうか?

これは、地毛なんです! 僕の場合、実は40代からかなり白かったんですね。白髪染めのCMをやっていたから黒くしていたんです。なかなか大変なんです、白髪が多いとこまめに染めていないと不自然に見えちゃうので。でも、来年還暦なので、もういいかなって。

――すてきな色ですよね、とても自然です! では、どのように年を重ねていきたいですか?

シャネルのデザイナーとかをしている、カール・ラガーフェルド。いつも銀髪で、サングラスをかけて、クロムハーツの革ジャンを着てるんです。かっこいいんだよね。こういう“ジジイ”になりたいなって思って、だったらもう白くしようかって思ったっていうのもあります。

後頭部の方は実はまだ黒いんですが、フェイスラインの髪が全部白いので、髪を立ち上げてラガーフェルドでいこうかなって。地毛だし、染めてないし、決してカツラでも植毛でもないですから!(笑) ナチュラルですよ。

――最後に、第3話の見どころと読者にメッセージをお願いします。

猪又という男の医者としての葛藤が、大きく描かれている話になっていますので、個人的にはそこを注目して見ていただきたいなと思っています。執刀シーンも初めて出てきますので、猪又の医者としての腕をしっかりとご覧ください!

Let's block ads! (Why?)

No tags for this post.