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浅田真央に菊池寛賞 フィギュアスケートで「残した記録以上のものを人々の心に刻んだ」

 文学、映画・演劇、新聞、放送、雑誌などの文化活動で創造的業績をあげた個人・団体に贈られる『第65回菊池寛賞』(日本文学振興会主催)が、今年4月に現役を引退したフィギュアスケート元世界女王の浅田真央(27)に贈られることが12日、わかった。

【写真】2014年ソチ五輪の女子フリーで会心の演技を見せた浅田真央

 同会は理由について「世界選手権とグランプリファイナルで計7度の優勝、バンクーバーオリンピックでは3度トリプルアクセルを成功させ銀メダルを獲得。その後も氷上での華麗な演技は、残した記録以上のものを人々の心に刻んだ」としている。

その他の授賞者と理由は以下の通り。

▽夢枕獏=「陰陽師」、「餓狼伝」、「キマイラ」など映像化、舞台化、マンガ化が絶えない人気シリーズに加え、山岳、冒険、時代、SF、幻想小説など多彩な文筆活動で、40年にわたり読者を魅了し続けた

▽映画『この世界の片隅に』に関わったチーム一同=戦時下の広島・呉を舞台に、市井の日常を、綿密な時代考証と見事なアニメーション表現で活写。商業ベースに乗りにくいテーマを資金集めに苦心しながらも製作、大ヒットに結びつけた

▽チューリップテレビ報道制作局=富山市議会の強引な議員報酬引き上げへの不信から、地道な調査報道で政務活動費に関する不正を暴く。市議14人を辞職に追い込むきっかけとなり、全国の自治体での政活費チェックへと繋がった

▽奥本大三郎=文学と科学の幸福な調和である19世紀博物学の不朽の名著・ファーブル『昆虫記』。詩情に溢れ、時に難解ともいわれる全10巻20冊の大作を、30年の月日をかけ見事な日本語に移し替えた

▽岸恵子=国内のみならず欧米の映画界でも活躍。市川崑ら多くの名監督と日本映画の一時代を築き上げた。エッセイ、ルポルタージュ、小説と、作家としても注目を集め、表現者として存在感を示し続けている

 選考は今月4日に都内で、東海林さだお、平岩弓枝、保阪正康、養老孟司により行われた。

 贈呈式は12月上旬に都内で開かれる。 </span>

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