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「撤退」を描くこれまでにない戦争映画『ダンケルク』初登場1位

 9月9日・10日の映画動員ランキング(興行通信社調べ)は、クリストファー・ノーラン監督の『ダンケルク』が動員22万149人、興行収入3億2398万1600円をあげ、初登場1位を獲得した。2位は是枝裕和監督、福山雅治主演による『三度目の殺人』が初登場でランクインした。

【写真】初登場2位の『三度目の殺人』メインカット

 1位の『ダンケルク』は、『ダークナイト』『インセプション』『インターステラー』など、作品ごとに圧倒的な映像表現と斬新な世界観で観る者を驚愕させてきたノーラン監督が、初めて実話をもとに作り上げた意欲作。第二次世界大戦中、フランス北端ダンケルクに追い詰められた英仏連合軍40万人の兵士たちの「戦い」ではなく生き残りをかけた「撤退」を描いた、これまでにない戦争映画となっている。今作が映画デビュー作となるフィオン・ホワイトヘッドのほか、トム・ハーディ、キリアン・マーフィーらが出演。ノーラン作品ということでIMAX版での鑑賞意欲が非常に高く、土日2日間の動員比で『キングコング:髑髏島の巨神』が9.2%だったのに対し、17.6%の高稼働となっている。

 『三度目の殺人』は、『第74回ベネチア国際映画祭』コンペティション部門に日本から唯一出品された作品として注目を集め、受賞は逃したものの、土日2日間で動員17万9300人、興収2億3300万円をあげた。是枝監督がオリジナル脚本で撮り上げた法廷心理サスペンス。真実より裁判での勝ちにこだわる弁護士を福山、殺人の前科がある得体のしれない容疑者を是枝組初参加の役所広司、物語のカギを握る被害者の娘を『海街diary』以来、是枝作品2作目となる広瀬すずが演じているほか、吉田鋼太郎、斉藤由貴、満島真之介らが出演。40代〜60代の映画ファンを動員していることから、平日やレディースデイでの高稼働が期待されている。

 新作では、劇団イキウメの人気舞台を黒沢清監督が長澤まさみ、松田龍平、長谷川博己らの出演で映画化した『散歩する侵略者』が、10位にランクイン。既存作品では、3位の『関ヶ原』(3週目)が累計興収15億円、4位の『怪盗グルーのミニオン大脱走』(8週目)が68億円、5位の『ワンダーウーマン』(3週目)が10億円、6位の『HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY』(4週目)が11億円、7位の『君の膵臓をたべたい』(7週目)が30億円、8位の『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』(4週目)が13億円、9位の『スパイダーマン:ホームカミング』(5週目)が26億円をそれぞれ突破している。 </span>

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