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柄本佑・満島ひかり・吉沢亮 百鬼オペラ「羅生門」初日、満席の観客が息を呑む<コメント到着>

【柄本佑・満島ひかり・吉沢亮/モデルプレス=9月8日】柄本佑と満島ひかりがW主演をつとめ、吉沢亮が共演する舞台・百鬼オペラ『羅生門』が8日、東京・渋谷のシアターコクーンで初日の幕を開けた。

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芥川龍之介の代表作「羅生門」に「藪の中」「蜘蛛の糸」「鼻」のエッセンスを加え、芥川自身の人生を絡ませながら描く男と女の魂の物語。ミュージカル『100万回生きたねこ』で日本の演劇ファンに鮮烈なインパクトを与えたイスラエルの演出家ユニット、アブシャロム・ポラック氏とインバル・ピント氏が演出をつとめ、芥川の脳内を百鬼(妖怪)と巡る奇想天外なファンタジーを描く。

仕事を失い、住む家もない下人役に柄本、下人がかつて一目ぼれした女性役に満島、下人のかつての主人役に吉沢。劇中劇となる「藪の中」では、多襄丸(柄本)、真砂(満島)、武弘(吉沢)をそれぞれが演じ、一人二役となる。仕事を失い、途方に暮れて朽ちた門楼で雨宿りをする下人が、女の死体から髪を抜く老婆に出くわす。下人が死体の女に見覚えがあると気づくと、突然、女が目を開き…。

日本の演出家の創る世界とは全く違い、海外のクリエーターならではの心象風景の描き方が印象的。一つ一つの場面が美しく、特に死体の女が歌い出す場面の、髪の毛の妖怪と百鬼がダンスをする様は、ぞっとするほどの美しさがある。また、アコーディオンの音色と照明が作り出す夕焼けが交じり合う中、市井の人々が踊る場面など、郷愁を誘うような、見る人にノスタルジックな気持ちを呼び起こす演出も多数。美術、衣裳はピント氏が一人で担当しており、特に衣裳は一点一点ペイントを施すなど、細部へのこだわりが際立っている。

初日公演は740席満席。柄本の、決して舞台慣れしないまっすぐな芝居が瑞々しく、歌、踊り、一つ一つに真摯な姿勢で取り組んでいる様子が伝わる。満島はポラック氏、ピント氏とは2013年上演の『100万回生きたねこ』以来、二度目。芝居、ダンスの垣根を取り払った肉体表現が目を見張る。また、二幕の吉沢の、広い劇場空間の中、一人で感情表現する様は圧巻で、満席の観客は息を呑んで見入っていた。

共演はほかに田口浩正、小松和重、銀粉蝶ら。同劇場で9月25日まで上演された後、10月に兵庫県西宮市、静岡県富士市、名古屋市で公演する。(modelpress編集部)

■キャストコメント


<柄本佑>
場当たりにほぼ4日費やし、ようやく初日を迎えます。具体的にこれからやっていかなければならない課題がちゃんと出てきたように思います。千穐楽まで、日々精進だと思っています。ぜひ、インバル・ピント&アブシャロム・ポラックの世界を楽しんで下さい。

<満島ひかり>
インバルとアブシャロムの作るものが好きです。芥川龍之介さんの書いた世界に、たくさんの想像力や身体の力が新しい息吹を吹かせています。びゅんびゅん、そよそよ吹いています。現実のこんがらがった糸を解くように、舞台の上を楽しみたいです。

<吉沢亮>
ゲネプロが終わった瞬間に、緊張が解けて何故か胃が痛くなりました。素敵な衣装を着て、美しい照明があたり、とても贅沢な空間の中で芝居をさせて頂いているという実感がふつふつと湧いております。精一杯頑張ります。是非お楽しみに。

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