佐々木希「胸が痛くて痛くて涙が止まらなかった」<モデルプレスインタビュー/Vol.2>

【佐々木希/モデルプレス=8月22日】現在放送中のドラマ「伊藤くん A to E」(TBS毎週火曜深夜1:28〜、MBS毎週日曜深夜0:50〜/全8話)。俳優の岡田将生と女優の木村文乃がW主演をつとめる映画版(2018年初春)の公開に先駆け放送されている同作は、容姿端麗だが、自意識過剰で無神経すぎる【痛男】伊藤誠二郎(岡田)と、彼に人生を振り回される高級カバン販売員、フリーター、タルト店の店員、大学院生、脚本家の【A〜E】の5人の女性たちの物語。ドラマ版では、木村が単独主演をつとめ、映画だけでは描き切れない、【A〜D】の女性たちと“伊藤くん”の切なく痛い恋模様を赤裸々に映し出す。今回モデルプレスでは、【A〜E】の女性を演じる木村文乃、佐々木希、志田未来、池田エライザ、夏帆にインタビューを実施。Vol.2は、【A】ぞんざいに扱われる女・島原智美を演じる佐々木のインタビューをお届けする。

【フォトギャラリー】佐々木希をインタビュー撮り下ろし!ドラマ見どころカットも

◆「伊藤くん A to E」ドラマ化


同作は2014年本屋大賞にランクインした「ランチのアッコちゃん」をはじめ、あらゆる世代の女性から熱い支持を受ける作家・柚木麻子が、2013年に発表し、自身初の直木三十五賞候補作となったロングセラー恋愛小説を廣木隆一監督が実写化。

容姿端麗・スタイルも抜群だが、伊藤くんと5年間も一方的に付き合っていると信じ込み、尽くし続けるのに相手にしてもらえない【A】「ぞんざいに扱われる女」佐々木のほか、落ち目の脚本家で【A〜D】の恋愛相談を利用し、再起をかけて新たなドラマの脚本を書き始める【E】「崖っぷちアラサ―毒女」矢崎莉桜役を木村、【B】「自分の殻に閉じこもる女」フリーター・野瀬修子役を志田、【C】「愛されたい女」タルト店の店員・相田聡子役を池田、【D】「高学歴の鉄壁女」相田聡子の親友で大学院生・神保実希役を夏帆がそれぞれ演じる。

このほか男性キャストには、【E】(木村)のかつてのパートナーで、【A〜D】4人の恋愛相談をネタにしたドラマ企画をけしかけるプロデューサー・田村伸也役に田中圭、莉桜の大学の後輩で、今や彼女の存在を脅かす売れっ子若手脚本家・クズケンこと久住健太郎役に中村倫也、ドラマ版のみの出演となる莉桜がかつて脚本を手がけた伝説の大人気ドラマ「東京ドールハウス」に出演する主演俳優・沖田役に山田裕貴。

ドラマでは、【A〜D】4人の女性たちが語るそれぞれの“伊藤くん像”を、莉桜が妄想する姿として、田中(【A】の伊藤)、中村(【B】の伊藤)、山田(【C】の伊藤)が、自身の本来の役どころとは別に演じ分け、徐々に本物の“伊藤くん”へと迫っていく莉桜の目線を追体験できる演出が施されている。

◆「胸が痛くて痛くて涙が止まらなかった」


― 今回、佐々木さんは“ぞんざいに扱われる女”を演じていますが、ご自身の演じる役の印象を教えてください。

佐々木:すごく一生懸命仕事を頑張っていて、性格だって悪くないのに、なぜか恋愛が上手くいかなくて、(伊藤くんと)5年間付き合っていると勘違いしています。個人的には報われてほしいなと思う女性でした。

― 共感する部分はありましたか?

佐々木:お仕事を頑張っているから恋愛下手になるという話は、周りからも聞きますし、共感できる方が多いんじゃないかなと思います。5年間勘違いしていたことは置いておいて(笑)、よくある話なのではないかと。

― どちらもバランス良くというのは、難しいですよね。

佐々木:そうだと思います。私も分かりますし、やっぱりお仕事に一生懸命になりすぎると恋愛がおろそかになりますよね。それでもアプローチしてくれる男性ならいいのかもしれないですけど、“伊藤くん”はちょっと違いますし(笑)。

― 智美への扱いはなかなかひどく…。

佐々木:智美が買ってきたお菓子をほかの女性にプレゼントされたり、ラーメン屋さんでも多めに支払わされたり(笑)。智美の何でもしてあげる部分には全面的には賛成できませんでしたが、好きな人からの頼まれごとに一生懸命になる気持ちは分かりました。

― 演じる上で、難しい役でしたか?

佐々木:難しいというより、切なかったです。一生懸命向き合って、ついていって、それでも振り向いてもらえなくて…。演じている私も、胸が痛くて痛くて、涙が止まらなかったです。

― それは実際に泣くシーンでしょうか?

佐々木:“泣く”と書いてないシーンでも、切なくて切なくて気持ちが入り込んでしまって、自然と涙が出てきたシーンがありました。

◆“同じ年”木村文乃と初共演


― 現場の雰囲気はいかがでしたか?

佐々木:初共演でしたが、木村さんとは同じ年で、お互いびっくりしました。すごくしっかりされているので年上かなと思っていたんですけど、木村さんも私が年上と思っていたみたいでした(笑)。現場ではお料理の話をよくしていました。

― 智美の“伊藤くん”は、田中圭さん。

佐々木:田中さんとは何度かほかの作品でご一緒したことがあったんですけど、今回は役が役でしたので、撮影中は「(伊藤くんは)本当に最低」って思っちゃいました(笑)。

― それほど“伊藤くん”が、ハマっていたんですね(笑)。

佐々木:「目を覚まして!」って思ってました(笑)。最低ぶりがすごくて、監督も笑っていましたね(笑)。

◆1番共感できたのは?


― もし智美のような状況の女友達から相談を受けたら、どのようなアドバイスをしますか?

佐々木:どうしよう!?でも、いますよね。もし私なら、「もう少し自分の気持ちを出したら?」って言ってあげたいです。「自分の気持ちを押し殺しすぎてもダメ」「溜め込みすぎないで」ってアドバイスします。

― ほかの女性たちもですが、智美はリアルですよね。

佐々木:実際に、智美のように何でもしてあげると、男性をダメにしてしまうと思うんです。お会計を全部払ってあげるとか、1度するとその後も続きますから。それは、男性だけではなくて、男女ともに言えることですけど、「今回は払うから次はお願いするね」とかバランス良くした方がいいと思います。

― 佐々木さんが【A〜D】の中で1番共感できたのは誰ですか?

佐々木:作品なので極端な描かれ方をしているんですが、あえて言うなら【B】の修子です。修子は、人任せで親友に色々としてもらっている女性。少し意味が違うかもしれないんですけど、私も親友には自分の相手のことを知っていてほしいタイプなんです。親友がダメだと言ったらその男性はやめた方が良いと思うし、親友の見る目は間違いないから、そういう意味でも親友に任せちゃいます。

― 恋愛において、女友達の意見は大事ですよね。

佐々木:そこは、自分の考えだけで突っ走ったらダメだと思います。周りが見えない状態になっていると思うので。

◆恋愛に悩んでいる読者へ…


― 恋愛に悩んでいる読者に向けに、このドラマの見どころポイントを教えてください。

佐々木:どこかに共感する部分があると思うので、「私はこのタイプだ」と置き換えながら観ていただくこともできるし、“伊藤くん”に対して「こういう男性最低」と最低ポイントを探しながら(笑)観ることもできる作品だと思います。

― 何かしらの“気づき”がある作品だと。

佐々木:自分の恋愛を見つめ直すことができると思います。たとえば智美タイプなら、「私騙されているかもしれない」とか。もしかしたら、薄々気づいているけど、なかなか認められなかった人にとっては確信に繋がるきっかけになるかもしれないので、色々な角度から楽しんでいただきたいです。

◆“夢を叶える秘訣”


― では、最後に佐々木さんがこれまでのキャリアを振り返って実感する「夢を叶える秘訣」を教えてください。

佐々木:失敗を恐れず前に進んでいくことが大事だと思います。失敗も成功のもとなので、失敗をいっぱいして、成長につながると思って飛び込んでみてほしいです。飛び込むことは怖いし、私もそうでしたけど、飛び込んだ後は、もし失敗したとしても良かったなと思えるんです。怖いけど、一歩前へ…が秘訣だと感じています。

― ありがとうございました。

◆<2話>【A】ぞんざいに扱われる女


第1話に続き、第2話(MBS20日・TBS22日放送)は【A】島原智美(佐々木)の物語。

合コンで知り合った“伊藤くん”と、5年間一方的に付き合っていると信じ込み、尽くし続けている彼女の恋の結末は?【A】「ぞんざいに扱われる女」が選んだ道に、背中を押される人がいるかもしれない。(modelpress編集部)

■佐々木希(ささき・のぞみ)プロフィール


生年月日:1988年2月8日
出身地:秋田県
身長:168cm
血液型:AB型

2006年芸能界入り。以降、モデルを中心に活動の幅を広げ、2009年には人気携帯小説を映画化した『天使の恋』で映画初主演。その後は女優として多数の作品で活躍。近年ではドラマ『ファースト・クラス』(フジテレビ系/14)、ドラマ『黒服物語』(テレビ朝日系/14)、ドラマ『小さな巨人』(TBS系/17)、映画『呪怨-終わりの始まり-』(14)、映画『縁(えにし)The Bride of Izumo』(16)、映画『ラストコップ THE MOVIE』(17)、映画『東京喰種トーキョーグール』(17年)など話題作に出演。今後は、映画『伊藤くん A to E』(2018年初春公開予定)などの公開が控える。

■ドラマあらすじ


矢崎莉桜(木村文乃)、32歳。職業・脚本家。5年前に担当したドラマ「東京ドールハウス」は大ヒットを記録し、伝説の恋愛ドラマを書いた脚本家になりつつあったが、以降ヒット作を出せず、過去の栄光になんとかすがってプライドを保っている。

そんなある日、「東京ドールハウス」をネタに書いたエッセイ本「ヒロインみたいな恋をしよう!」が発売され、トークショーを開催することに。「ほんの少しの知識と勇気があれば、恋はきっと叶うんです」。恋愛について講演する莉桜の話を真剣に聞く女性たち。けれど莉桜の心の声は──「私が笑えば無条件に頷く、つまらない女たち……」毒舌だ。

かつて、公私ともにパートナーだったドラマプロデューサーの田村伸也(田中圭)が、トークショーに参加した女性たちの恋愛相談企画を勝手にすすめていたことも気に入らない。「くだらない…」と思いながらもアンケート用紙に目を通すと、4人の女性たちに“ある共通点”があることに気づく。それは、彼女たちが相談している男の名前がみんな“伊藤”だったことだ。偶然?

莉桜は恋愛相談の当選者として、島原智美(佐々木希)、野瀬修子(志田未来)、相田聡子(池田エライザ)、神保実希(夏帆)に会って話を聞くことにする。彼女たちを振り回す男たちは、みな容姿端麗らしいが、自意識過剰で幼稚で無神経。聞くにつけ首をかしげたくなるほどの「痛男」。こんな男のどこがいいのか―。

恋愛相談を利用し、再起をかけて新たなドラマの脚本を書き始める莉桜は、徐々に4人が語る伊藤が同一人物ではないかと考え始める。いったい伊藤は何者なのか―。彼の狙いとは―。

待ち受ける予測不能な衝撃のラストに誰もが震撼する―。

【Not Sponsored 記事】 </span>

Let's block ads! (Why?)